3歳までに外からの刺激をキャッチしてパターン化し、
記憶するといった基本的かつ重要な情報処理の仕組みが作られ、思考、意思、創造、情操が形成されます。
算数や国語の知能も、人間関係に関する知能も、情報のもとは五感から入ってきます。
その五感の情報処理機能能力は0歳時から著しく発達します。
当園では、感覚を育むために昔からの歌や手遊びだけではなく、
科学的に実証されている0歳児からできる教材を使用した知的教育をとり入れ、
見る・聴く・話す・嗅ぐ・触るを大事にしています。
◆室内では・・・
色彩のはっきりした玩具、木のぬくもりを感じる玩具などを触る感覚、床を歩く感覚や遊具で遊ぶ感覚、
絵本やカードなどを見たり触ったりしながら、聴く・見る・感じる・覚えるなど。
◆室外では・・・
芝生で歩く感覚、色鮮やかな草花や木々のにおい、花や木に水をあげる心、
石階段の上り下りの感覚、森林の香り、虫や蝶などの動き、
電車やバスの音や様子、美術館での感覚、砂場の感覚、水遊びの感覚、土遊びの感触など。
◆食育と徳育について・・・
結婚して子どもができると「時間」への制約が自ずとでてきます。
そんな中、これまでのライフスタイルやキャリアなどにどのくらい影響があるのかなど、不安も多くなります。
そこで、気になるのが毎日の生活の中で最も重要な食生活や習慣。
当園ではできるだけ家庭的な食育や徳育を踏まえた食事に伴い、
「ゆとりある楽しい食卓」そのような「時間」を提供いたします。
乳幼児期は、どんな音域の言葉でも聴き分けることができるといったことが、様々な研究から明らかになってきており、
この時期に英語とふれあうことで英語の複雑な母音も聴き分けることができるようになるといわれています。
見て・聴いて・歌うの経験を繰り返し行うことで、楽しく英語を学べます。
また定期的にネイティブの先生と直接触れ合う機会もご用意し、ますます身近に感じることができます。
リトミックとは、19世紀の末から20世紀初頭にかけて
スイスの音楽教育家で作曲家でもあったエミール・ジャック・ダルクローズが開発した音楽教育の手法です。
全身を使って音楽を表現し、聴く耳を育て様々な感性を高めます。
聴感覚は、脳の成長に大変大きな影響があることが実証されていることから、リトミックによって身体と聴覚を育てることは、乳幼児期の成長に非常に大切だといわれています。
当園では、楽しい音楽がかかるとつい体が動いてしまうような、子どももおとなもワクワクする気持ちを大切にし、
0歳から楽しみながら自ら進んでやりたいと思うようにカリキュラムを展開していきます。
リトミックに併せて、「音育」といった角度から音楽に触れる機会を増やしていきます。
何気ない「音」から生まれる素敵な世界。そこから想像される自分の中から生み出される世界。
経験したものの中から連想したり、感じとったりしながら、研ぎ澄まされた感性を育てます。
音のある世界から音のない世界まで、色んな場面で見たり・聴いたり・歌ったりして感覚をつかんでいきます。
当園では、絵本や紙芝居などの読み聞かせを毎日欠かさず行います。
読み聞かせをすることは先生とのコミュニケーションを深める意味でも大切です。
また、目の前にいる子どもの脳は言葉を受け持つ左脳とともに、
動物的感覚(天敵から危険を回避する時に働く)「辺縁」というところが活発に動くようになることが分かっています。
その他本能的な喜怒哀楽をつかさどる部分であり、「心の脳」とも呼ばれるほど大切な部分です。
また、実際に体験できないことなどを絵本を通して興味を持ったり、登場人物に共感することで、
的確な判断力が身に付き、表現・感情も豊かになります。
当園は子どももおとなも「食事の時間は楽しい」といった思いから食育もとり入れていきます。
「はい、食べて」「はい、ごちそうさまの時間だからおしまい!」などおとなの都合で決めつけるのではなく、
ひとりひとりのペースに合わせて楽しく食事ができるようにしています。
おやつも季節感のあるものをとり入れたり、皆で簡単なおやつ作りをするなど様々な工夫をしております。
保育園で子どもがどのように過ごしているか、保護者の方はとても気になるものです。
当園では、給食や体調の記録だけではなく、精神的な成長ぶりもできるだけつぶさに記録しています。